第三回|炉の名残り 2026.04.27 炉の季節は、十一月から四月まで。やがて、その役目を静かに終えようとしています。 お部屋をやさしく暖めてくれた炉。立ちのぼる湯気は、まるで龍のように空へとのび、ひとときのぬくもりと安らぎを与えてくれました。 名残を惜しみつつ、来月五月からは、風炉の季節を迎えます。 暖かくなるにつれ、火はお客様から少し遠ざけられ、より涼やかで軽やかなおもてなしへ。 季節のうつろいとともに、お茶のしつらえもまた、静かに姿を変えてゆきます。 Other Interviews 第十一回|暑中お見舞い申し上げます。 第十回|水無月に寄せて ― 夏越の祓と祈り 第九回|水無月に寄せて ― 雨の恵み 前の事例 一覧にもどる 次の事例